映画『at home』公式サイト コメント

家族の姿を見てきた数々の著名人から絶賛の声が続々!

岡田惠和脚本家
ガツン!とやられました。骨太で誠実、斬新な設定なのに懐かしい。ラスト、こんなに泣かされるとは。傑作です。
水谷修
今、日本の多くの家族が失ってしまっているもの。それが何なのか。この映画は、それを私たちに気づかせてくれます。
下重暁子作家
家族とは何か。血のつながりやしがらみではない。ほんとうの家族とは傷ついた者同志の心のつながり、そこに生まれる思いやりと責任である。
橘ジュンライター 「VOICES MAGAZINE」編集長
現実は綺麗事じゃない。ただ、なぜだろう。見終わった後にあふれてくる安心感と、『これでいい。これからが始まり』と思わせてくれる期待感は。傷ついた大人と子どもが偶然の出会いから互いに惹かれ合い、作り出す「家族」という絆。人は皆、寂しく弱い存在だ。「お帰り」と「ただいま」が言い合える場所。心の通い合う場所を守るためなら、人は強くなれるんだって思わせてくれた。
岡野あつこ夫婦問題研究家
この映画で新しい家族の定義が見えた。認め合う心、守りぬく勇気、許し合える愛が揃った時、人は誰でも家族になれる!
竹野内豊

竹野内豊森山和彦役

「今回は『太平洋の奇跡』(11)という作品でもご一緒した蝶野博監督がメガホンを取るということでぜひ参加させていただきたいと思いました。家族問題がニュースで頻繁に流れる昨今、家族について深く考えさせられるメッセージ性の強い作品になっていると思います。森山家はもちろん、演じている僕たちにも血縁はないですけど、撮影が進むにつれてキャストたちとの距離感がすごく近くなったので、これもある種の絆と言えると思います」

松雪泰子

松雪泰子森山皐月役

「過去に傷を抱えた者同士が集まってひとつの家族を作って生きていこうとする姿は、たとえ血が繋がっていなくても本当の家族よりも絆が深いと感じました。家族って単純じゃないし簡単に崩壊してしまうことも多々ありますが、痛みをお互い理解しようとするからこそ、そこに愛が生まれるんだということをこの作品を通じて感じていただけるんじゃないでしょうか。私自身、いつも“家族を諦めずに生きていきたい”と思っています」

坂口健太郎

坂口健太郎森山淳(長男)役

「森山家は血は繋がってないし傷を抱えているけど、それを覆い尽くせるだけの愛がある魅力的な家族です。今回、重要な役で出演が決まり嬉しかったですし頑張ろうと思いました。技術的にはまだまだですが、現場ではプレッシャーもあまりなく楽しく演じさせていただきました。でも、実の両親を殺したかった過去や一番大事な人に対するある行動など、淳の深層心理を表現するのはとても難しかったです」

黒島結菜

黒島結菜森山明日香(長女)役

「オーディションを受ける前から原作を読んでいて、面白かったので絶対やりたい!と思っていました。明日香は自分と変わらないところが多いので自然体で演じられてやりやすかったです。竹野内さんは現場で気を遣わずに話しかけてくれるので本当にお父さんという感じです。松雪さんは目力がすごいんですけど、同時にとても優しい眼差しで見つめてくださって素敵な方です」

池田優斗

池田優斗森山隆史(次男)役

「隆史は元気であまり暗いところを見せないゲーム好きの男の子ですけど、虐待されていた過去があって自分とは全然違う境遇なので演じるのは難しかったです。長いセリフもあったんですけど、毎日練習してスラスラ言えるようになりました。森山家の皆さんは本当に優しくて、いつも忙しい時でも僕と一緒になってふざけてくれるから嬉しいです」